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自分がよければいいじゃん!って思ってた

政治とか環境とか周りのせいにして
ぐだぐだ言ってんじゃねぇよ!
文句言ってる暇あったら、クォリティの高い仕事しろよ!
政治になに望んでんだよ!
いい仕事してればしっかり稼げるじゃん!
…はい、すみません。
数年前まで、僕はこう思っていました。

僕の身近には、働きたいけれど働けない人
働けない環境の人もいたので
だからこそ、働ける僕たちは
自分たちの力で状況から変えていこうぜ!って。

今でも、基本そのスタンスは変わっていません。
いや、むしろ状況を作るということに関しては
以前より力を入れています。

でも、3.11で変わってしまった。
地方とか国とか、政治とか
大きな単位で取り組まなければ
解決できないことが起こった。
もちろん個人のできること、やるべきことも広がったけれど。

そして原発事故。
放射能…。
今まで身近にあった危険に全く気が付けずに
過ごしていた自分。
それを知らずのうちに黙認という許容をしていた自分。
放射能への違和感が電気への違和感になって
そうすると食の安全とか
今の経済とか、戦争とか
今まで、自分とその周りがよければいいじゃん!
って思って見えてなかったことが
たくさん見えてきた。

あぁこういう世界で暮らしていたのか!と。
資本主義経済は過渡期に来ていて
いろいろな矛盾やほころびが出てきている。
人間としてずっと成長はできるけれど
経済をずっと大きくしていくのは
受け手ともらい手がいるかぎり、どこかで破綻する。
それを無理に回し続けようとしているのが
いまの社会のひづみと思う。

経済という巨大な歯車を回すためには
原発も放射能も食の安全も武器も戦争も人の命も
どれも都合のいいパーツにすぎないから。

お金は強い。
でも絶対じゃない。
お金は、いろいろなものと価値を交換できる
優れたツールだ。
だけどいつの間にかお金のほうが偉くなっちまった。
お金は価値交換のツールとわかると
お金を払っている方が偉いとか
いっぱい持っている方がいいとか
は違うとわかるし
お金では買えないものがあることもわかる。

世の中はもうこの変化に気付いてきている。
積極的に具体的に行動を起こす人たち。
あれ、なんかおかしいぞ…と違和感を持つ人たち。
気付けずに、でも苦しむという形で関わっている人たち。
今の状態を壊したくなくて頑張る人たち。

冒頭で以前の僕が思っていたような
自分がしっかりしていれば、楽しければそれでいい!
っていうのは、今までは
その安全やある程度の自由があったから。
だから、自分がよければいい!
とか好きな絵だけ描いて暮らしたいって人ほど
周りの環境作らなくちゃ。
投票だけが政治への参加ではないけれど
直接的にものを申せる大切な機会。

明日は投票日。
僕は環境を作りに行きます。

2015.4.11
Diary


そうだ!選挙に行こう!

kamo
明後日、選挙ですね。
僕の住む地域では
知事と市長さらに道議会議員、市議会議員が選ばれます。

ここ数年、選挙の度に、選挙直前になって騒いでいた自分。
いつもその時だけ大声だしてもだめだよね…
って思いながら、もっと準備しよう準備しよう…
と思っていた今回の選挙。
完全に出遅れました。というか、まだ出ていないくらいで。

日々の忙しさに追われて、選挙前に騒ぐことさえできなくて。
きっと、僕のような方も多いんじゃないかと思います。
選挙が大事なのはわかってるよ。
でも、今目の前に、もっと切羽つまってることがあるんだよ!って方。
毎度自分がこうなって、毎回、これってこわいなぁと思うのです。

より大きな方向や先のことを決めることより
今日明日しか見れなくなっちゃってる。
本当は、この忙しい今日明日を変えるためにこそ
大きな方向を変えなくちゃならないのにね。

さて
そんな大きく出遅れた自分ですが
先日、現札幌市長の上田さんのお話が聞けるイベントがあるというので
参加してきました。
8% atta プロジェクト主宰の「市長の遺言」

実際に上田市長のお話を聞いて
素直に、これまでより好感が持てたこと。
政治とか市長とか聞くと、どうしても遠い存在に感じてしまうけれど
こうして生の声を聞くと
その政治をやっている人も一人の人間で
市長をやっている上田さんという人物が見えてくる。
そんな当たり前のことに驚いてる自分に驚いて。

そうして、もっとこういう場があればいいのに…と
思っていたら、実はそういう場を上田市長は積極的作られてきたことを知り
関心というかコミュニケーションを閉ざしていたのは自分のほうで
勝手に政治を遠いものだと決めつけていた自分に気付き
ふたたび、がーーん!

市長の口からいろいろなお話が聞けたのは、とてもおもしろかった。
たとえば毎朝行っているゴミの分別。
ひとり一人、一家庭一家庭がそれをすることで
190万人が暮らす札幌では年間13億円もゴミの分別費が削減できるとのこと。
さらに、もしそれをしなければ新たなゴミ処理場を作らなければならず
それに300億もの税金が使われるとか。
(すみません。金額はうろ覚えです。)
ひとり一人の小さな行いが全体ではとても大きな波になる…
すごく具体的でわかりやすいお話だった。

札幌国際芸術祭。
そもそもやることの意義とか、やり方とか
これは僕も身近な関心事として、自分自身周りの人とも議論してたけど
やりだした上田市長本人の説明がとてもシンプルでわかりやすくて。
前桂市長は、Kitaraとかコンベンションセンターとか札幌ドームとか
なんとかかんとか…
そういうハードをいっぱい作ってくれた。
それによって、もう札幌には不足している施設がなくなった。
「これからは文化だよ」という前市長の言葉を受けて
上田市長は揃ったハードに、文化というソフトを注ぎ込んだ。
経済だけでは人は豊かになれなくて、文化も揃わないと…
という言葉は、とても腑に落ちた。

人柄や思想だけで政治を行うわけではないけれど
「あの人だから」というのは
物事をお願いするとき、とても重要な要素。
政治を託す方たちの、その人柄を知れたらもっといいのに、と。
今回のイベントに参加して
知事選に出ているお二人の声を聞いてみたい、と思った。
政策論争や揚げ足の取り合いじゃなく
どんなこと考えて、なにを大切にしているのか。
つまるところ、あなたを人間として信頼していいのか?
それを判断できる基準みたいなもの。

名前を連呼するだけの選挙カー。
どっちが口がうまいか比べる討論。
お決まりのポスター。
もっとデザインや僕たちの伝える力が政治や選挙に活かせるんじゃないかって。
そこに気が付かせてくれた8% atta プロジェクト。
その行動力に乾杯!
市長の生の声を聞きたい、ならその場を作っちゃえ。
あ、作れるんだ!って大切なことを気が付かせてくれた。

なんの結びにもなっていませんが
今、多くの問題が持ち上がっている世界、日本、北海道…
誰にその解決を託すのか、誰と一緒に解決していくのか。
それを僕たち自身で選ぶことができる、貴重な場、選挙。
みなさん、12日は投票に行って
僕たちの未来の方向を選びましょ。

写真は8% atta プロジェクト制作のポスターの中に
「カモン1票」とカモのイラスト付きであったのが良くって
でもその絵がないので
リアルカモで。
選挙で未来が変わるカモ!

2015.4.10
Diary