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選挙に行こうぜ!

あれ?焼きいものつづきは?って声も聞こえそうですが
今日は、別のお話。
ブログに政治や宗教のこと書かない方がいい!なんてこと
僕だって知っています。
でも、焼きいも屋の話と同じくらい、
政治の話も軽々しく語っていこうぜ!

政治のこと語るには詳しくないと…
しっかりしてないと…っていうのが幻想だと思うんです。
その人その人のレベルで考えて行けばいい。
政治のこと話しちゃうのって、なんかね…って空気に流されないように
今日、天気いいですね!ってのと同じくらい
誰に投票するの?ってあってもいいじゃない?

12月14日に投開票がある今回の選挙だけれど
14日都合悪いって人は、期日前投票もできます。
今回の選挙、大義がないって言われてます。
なんか結果も見えてるし、投票してもねぇって。
でも、大義がないと思うのだったら、なおさら
ふざけるんじゃないよ、あんた!っていう投票をしないと。

政治に無関心が一番施政者の思うつぼ。
今、問題がいっぱいのこの国において
投票率が低い、ということは
「あ!あんなことしてもこんなことしても、OKなんだ!」って
施政者に思わせるだけ。
国民がなめられてるって聞くけど
賛成の声も、怒りの声もあげないんだったら
それはなめられます。ぺろぺろ。

僕たちデザイナーの仕事ってなんだろう。
いろいろなことがあるけれど
なにかとなにかをジョイントする。っていうのは大事な仕事のひとつ。
そのジョイントする社会が腐ってしまったら
何にくさびを打てばいいんだろう。
ブランドを育てるのも大切な仕事のひとつ。
でもそのブランドが根付く大地が崩れてしまったら
どこにブランドを構築するんだろう。

その社会や大地をデザインするために
選挙権があると思うの。
ねぇ、選挙いこうぜ!

2014.12.5
Diary


焼きいも屋

この季節、空が急に暗くなってくると、どこからか聞こえてくる風物詩。
い〜〜し、や〜きいもッ やきいもッ
その声を聞くと、きゅんとなる。
僕は昔、焼きいも屋だった。

…と言っても、わずか10日ばかり。
デザイナーになる前のお話。

高校を卒業し、大学進学への意欲をなくした僕は
引きこもりを満喫した後、アルバイトをはじめる。
短期のアルバイトをくり返すうちにだんだんと刺激が欲しくなる。
おもしろい仕事、変わった仕事。
話のネタになるような、あんまりみんながやっていない仕事を探すようになった。
アルバイト雑誌をペラペラ。そこで出会った。
「焼きいも屋をはじめてみませんか!」というコピー。

面接から採用までの流れはスムーズで。
軽の1BOXが、焼きいもカーだ。
本業は全く別のその会社の社長さんが考えたその焼きいもカーには
後ろのハッチバックを開けると大きな銀色の箱…コンロがついていた。
そこに練炭を2個セットしていもを焼くのだ。
だから僕のやっていたのは「石焼いも」ではない。「炭焼きいも」。

仕事の流れはこんな感じ。
炭屋さんに行って、練炭を仕入れる。
(炭屋というものを始めて知る!)
札幌中央卸売り市場に行って、さつまいもを仕入れる。
(卸売り市場、初体験!)
焼いたいもを包むアルミホイルや包んだいもをいれる発泡スチロールを
パッケージショップで買う。
(これまた、はじめての経験!)
定額の車のリース料を払う。
(1日いくらと決まっていました。)
焼きいもの値段設定は自由。
(これは売れる!)
スピーカーから音声を出し、練り歩くのではなく
チラシを配り、ポケベルで注文を受ける。
(ポケベル!ポケベル!)
リース料さえ払えば、あとの売り上げは僕のもの。
(…)

今だと、もちろんわかります。
これってもう商売ですよね。
もうアルバイトじゃありません。
でも、二十歳の社会経験の乏しい僕にはわからなかった。
「よし!1日30本でとんとん。70本売れば1万以上だ!」
どんな計算をしていたかは覚えてませんが
(きっと、仕入れ分は計算してないですね…)
希望に燃えました!

しかし、このわずか1週間後、僕は
「やめさせてください。」と社長に申し入れます。
横で面接の時からいたお姉さんに言われました。
「キミならできると思ってたのになぁ」
ええ、僕もできると思っていました。
売れる!と思っていましたよ。
でも、売るその前に…「いもが焼けない」なんて!思ってもみなかった!

車に搭載されたコンロはでか過ぎて、練炭2つの火力では全然焼けなかった。
時間をかけて焼いたいもは、ぱさぱさでまずくて。
それでもなんとか友達や知り合いに売り歩き…
でも、それも1週間で尽きて。
1週間で4万円の赤字。
アルバイトで、赤字。
玄関には、はりきって仕入れたさつまいもの箱が並んでる。
社長に申し入れ、これでこの負担から逃れられる…
がしかし、次の社長の言葉で、あと3日続けることになるなんて。

社長:実は、3日後にテレビ取材が入ることになった。それに出てほしい!
   それから、やめてくれ。
僕:え!でも、売るお客さんがいません。
社長:それは、こっちで用意しよう。
僕:え!でも、いもが焼けません。
社長:お客さんは用意するから、キミはなんとかいもを焼いてみてくれ!
   30本もあれば、いいだろう。
   もちろん、その売り上げはキミのものだ!

こうして僕はテレビ出演することに。
晴れて辞めれることにはなったものの新しいミッションが。
今までだって1本として、まともに焼けなかったのに
30本も…どう用意すれば…

つづく

2014.12.4
Diary