GRASSIC

MORI NO HITO

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2015年3月21日より29日まで、札幌駅地下歩行空間にて開催されたグループ展「つながろう2015 森」で発表した作品「MORI NO HITO」。
グループ展のテーマ「森」にちなみ、森に生きる生物…というよりは、森そのものの命を人の形にした立体作品です。

以下は、作品につけていたキャプションです。
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私たちは森を見ている。
でも実は
森から私たちは見られている。
彼らは静かで忍耐強い。
何十年も何百年も
その場でじっとして
私たちを見ている。
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人は森を観ているつもりだけれど(観察する側)実は、人間は森(やその他の自然)から観られている「観察される側」でもあるのではないか…ふとそう思うときがあります。昔は「お天道様が見ている」という言葉が生活の中にあって、どこかに畏怖の念や謙虚さがあったように思います。しかし人間が増えて、物理的に人の目や監視が増えたことで、逆に「自然の目」を感じる力が弱くなってしまった。そうした誰かに見られている自分が意識できたら、人間はもう少し謙虚になれるのではないか…そう思い生まれたのが「森の人」です。

会期中は、ただ静かに、つぶらな瞳で街行く人々をじっと見つめていました。




掲載の写真は写真家クスミエリカさんに撮っていただきました。
クスミさんは「つながろう2015 森」の作家としても出品していて、会場撮影も担当されていました。「森の人」はその大きさから会期終了後は森に帰る予定だったので、写真を残しておきたくて、会場撮影とは別にクスミさんにお願いして撮っていただきました。イメージ通りに撮っていただいたのはもちろん、森の人と触れ合うこどもたちなど素敵な写真(このサイトでは公開できませんが)もいただいて感激しました。ありがとう。クスミさん。

SPECIAL THANKS
TEAM MORINOHITO:MASAKATSU TASHIRO, TSUBASA YOKOYAMA
PRINTING:SHINTOYO SCREEN

PHOTOGRAPHED by ERIKA KUSUMI