BOOKS

湯の川帖

2014

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マチオモイ帖2014に出品したzineです。 故郷、北海道函館市湯の川町の思い出を綴った本です。

湯の川は観光の街なので、湯の川を紹介した本はいくつもあります。 その中で自分が作れるとしたら…それは対外的な湯の川紹介ではなく、自分が感じた湯の川を紹介することかな、と思いました。 観光地やスポットなどを個人的に紹介することもできたのですが、中途半端になりそうで…なにより読んでも面白くなさそうで…。 もっと、超個人的な想いを爆発させて制作しようと考えました。 そうして、僕の小学校時代の超個人的な思い出を綴った本が出来上がりました。

なんとなく漠然と覚えていたことも、本を作るにあたり、思い出したり調べているうちに、ひとつの思い出から記憶がするする~とつながり、もう忘れていたようなことまで、思い出すことができました。 人間の記憶っておもしろいな! と感じ、また、大切な記憶を呼び起こすことができて、マチオモイ帖に参加して本当によかったな、と思いました。

せっかく故郷のことを思い出せたので、喜んでくれる方に共有してほしくて…子どもたちには僕の子ども時代の様子を伝える本として、両親には昔を懐かしんでもらうために、同級生には同じ時と場所を過ごした思い出として読んでもらえました。 きっとその時代のエッセンスを封じ込められたのか…当時の湯の川を知らない方も、自分の子ども時代の記憶を呼び起こすきっかけとなったようで…とても嬉しかったです。

僕自身のものづくりのテーマでもある「切なさ」を強く意識するきっかけになった作品です。

YUNOKAWA CHO
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